ITとかCockatielとか

技術のこととか。飼鳥(オカメインコ)のこととか。気になったこととか。基本的には備忘録。

マーケティング検定 2級【受験体験記】

試験概要

受験結果・所感

  • 2023年3月に受験。結果は合格。
  • 合格率等の統計情報は不明だが、 資格者名簿 のページで合格者の一部(公開登録をした人)を見ることができる。私は2級で公開するメリットを感じなかったため非公開とした。
  • 難易度について、学習内容から素直に問題が出されるため、その点だけであれば低難度ではあるものの、学習プロセスがなかなかヘヴィー(後述)なため、総合的には中難度程度と感じる。

試験対策

  • 3級ではテキスト・問題集が1冊ずつ指定されていたのに対し、2級は「公式テキスト&問題集」が上下巻の2冊に分かれており(計11,000円)、さらに参考書籍として専門書が3冊ほど明示されている(いずれも高価)。
  • 公式書籍は20XX年度版として毎年リニューアルされているので、最新版を買うのが良いだろう。(さすがマーケティング検定、売り方もうまい)
  • 試験対策のためであれば、公式の上下巻のみでの学習で問題はない。というより、量が多いためこれだけでおなか一杯だし、これだけで十分に合格が可能。
  • 公式書籍の内容としては、大判で時がビッシリ、かつ、上下合計で600ページほどあるため、とにかく量が多く、読むのに時間がかかる。しかしながら、そのまま大学初等の教科書にしてよいと感じるくらい分かり易く、よくできている。検定のための書籍ではなく、マーケティングの学習教材としてはとても優秀なので、試験後も手元に残しておきたいと思う。
  • 図表はある程度あるが、文章が中心であるため、自分なりのまとめ資料を作ることを推奨したい。重要なポイントは太字になっているので、そこを拾っていくだけでも有用なインデックス資料となる。
  • 公式書籍は最低2周は必要。1周目は内容を理解しつつポイントをピックアップ(まとめ資料作成)、2周目は改めて問題を解きつつ、理解不十分な点を補完。この時に覚えていないポイントに付箋をつけておき、最後にそこを重点的に読み直せばOK。
  • 重要なワードを、前後のストーリーとともに抑えておければ合格はかたいだろう。
  • マーケティングの3級を経ていればフレームワークなどで戸惑うことはないが、情報は圧倒的に増えているため、普段マーケティング業務をしていない人(していても?)は、学習に相当の時間がかかることを覚悟しておいたほうがよい。
  • 試験自体は、問題数が少ないこともあり学習内容(公式書籍)から素直に出題される傾向にあると感じた。「なんじゃこりゃ!」的な問題は出てこないで、しっかり事前準備をしておけば確実な合格が狙えるだろう。