ITとかCockatielとか

技術のこととか。飼鳥(オカメインコ)のこととか。気になったこととか。基本的には備忘録。

受験体験記:アジャイルソフトウエア開発技術者検定試験Lv.2

試験概要

sik-bug.hatenablog.com

試験対策

受験結果

不合格

所感等

総合

検定試験として成立しておらず、受験(および検定試験を目標とした取組み)はあまりおすすめできない。

前提

  • 資格(検定)試験に取り組むメリットは、該当領域に関する知識を体系的に学ぶことができる点にある。(と私は考える)
  • 試験については合否判定がひとつ結果となるが、「学習によって知識が身についているか」を客観的に測定する機会である。

おすすめできないと感じた理由

  • 1.知識体系が整理されていない
    • 公式テキストのような教材がなく、そもそもの学習方法が不明瞭。
    • 公式サイトでは「開発チームのメンバーがプロジェクトに入る前に必要な実践的な内容」となっているが、参考資料として20もの書籍・Webサイトがあげられており、エントリーレベルですべてを学習するのは無理筋。(つまり主催側で知識整理をせずに、唯々丸投げしただけの状態だといえる)
    • アジャイル開発自体は概念的なものであり、何をベストプラクティスとするかはそのときどきによる。つまり、検定試験主催側において、これがベストプラクティスであるという整理が必要なはずだが、それがない。
  • 2.情報が不十分
    • サンプル問題が提示されておらず、問題の方向性がわからない。(開発者を対象としながら、概念理解なのかその具体的内容なのか、はたまたテクニカルレベルなのか、といった方向性が示されていない)
    • せめて出題範囲のリストで、もう一段階掘り下げた項目が列挙されていればよいのだが。(知識体系およびベストプラクティスの整理として)
  • 3.客観的評価として使いずらい
    • たとえば人材育成の指標として使う場合、「ここからここまでについては、このレベルで知識を身に着けたんだね」という確認ができる必要がある。しかし、前述のとおり知識体系が整理されていないため指標としてはとても使いずらい。(組織的な目標設定といった用途には向いていない)

感想

  • ある程度確信をもって回答したつもりだったが、結局なにが正解だったのかよくわからない。(モヤモヤするばかり)
  • Lv1はテキストを含めてよくできていただけに、Lv2は非常に残念なツクリであった。
  • 一方、デザインパターンはひととおり学習できたのでスコアは100%であった。やはり出題範囲はもっと具体化(=知識体系を整理)すべきだろう、と改めて思う。
  • 出題の方向性はわかった(そして学習の方向が間違っていたことも分かった)ので、折をみて再チャレンジするかもしれない。

受験体験記:Microsoft 900系試験3本

概要

  • Microsoftの900系試験を3つ受験したのだが、体験記を書くのを忘れていたのでまとめて記録しておく。
  • 対象は次の3つ。

試験概要

sik-bug.hatenablog.com

sik-bug.hatenablog.com

sik-bug.hatenablog.com

試験対策

基本的には、公式のラーニングパスと定期的に開催されている無料のトレーニング(オンライン講義)のみ。 詳細は上記試験概要の各ページ参照。

受験結果

3つすべて合格

所感

3つの試験を別々に申し込んだ(時間に余裕をもって)のだが、会場に着いたら「連続でできますけどどうします?」と聞かれた。 午前にひとつ、午後にふたつの予定だったが、3つとも午前、1時間ちょっとくらいで終わった。(助かった)

Power Platform Fundamentals (PL-900)

  • Power Apps しか使ったことがなかった(使えない)ので苦労した。
  • 結構細かいところまで聞かれて、「そんなとこまでおぼえてねーよ」と思った記憶がある。
  • 実務経験があればそこそこ余裕かもしれないが、あまり経験がない場合はなめてかからない方がよいだろう。

Azure AI Fundamentals(AI-900)

  • AIの知識(e.g.G検定)があれば非常に簡単。
  • AzureのAI関連サービスを追加で覚えておけばよい。

Azure Data Fundamentals(DP-900)

  • DB関連の知識があれば非常に簡単。
  • Azureの関連サービスを追加で覚えておけばよい。

受験体験記:IoT検定レベル1試験プロフェッショナル・コーディネータ

試験概要

sik-bug.hatenablog.com

試験対策

受験結果

合格

所感

  • テキストはAmazonレビューに指摘のあるとおり、複数の著者が分担して作成しているので、説明が重複しているところがある。また構成上、キーワードがすべて並列で掲載されているため、知識整理がしづらい。知識の階層は読み手が意識して整理しなければならない。
  • 問題集は知識チェックに役立つが、確認できる知識は限定的なのでテキストはしっかり読んでおいた方がいい。また、問題集の解説にはテキストに出てきていない知識が入っているので、注意してみておいた方がよい。
  • スキルマップは、キーワードが重複して掲載されていたり、誤字らしきものがあった(と記憶している)ので、結構いい加減。
    • キーワード重複については、別のカテゴリに同じ項目があるなら意図的かもしれないが、同じカテゴリに2回出てきていたするので、そもそもチェックがされていないようだ。
    • 但し、スキルマップに掲載されているのに公式書籍にないものがあるため、スキルマップは一度確認しておいた方がよい。
  • 合格ラインは 60/100 であり、キーワード型の試験のため、厳密にすべてを記憶をしていなくても十分に合格圏内に到達できる。(厳密な記憶を要する類のものもあるが、あまり多くない)
  • 情報処理試験などの知識があれば苦労せずにクリアできる試験だと思う。一方で話題が多岐にわたる上、IoTならではの知識も要求されるので、知識があまりない状態でトライするには、なかなか苦労しそう。
    • 教科書は知識ベースとしては使えるが、詳細な説明はあまりないので、知らない部分はググりながら勉強しないといけないだろう。

教科書の章立てごとの振り返り

第1章「戦略とマネジメント」

マネジメント系の試験、マーケティング系の試験をクリアした経験があれば、苦労しない。 非常に初歩的な内容。

第2章「産業システム」

IoTならではの情報が多いが、製造系の業種ならば馴染のあるキーワードが多いと感じるかもしれない。 全体として分量があるわけでもないので、難しいものではない。

第3章「法律」

2章と同じ印象。

第4章「ネットワーク」

業務系情報システムのネットワークとはスコープが少々異なっているので、新しい情報がそこそこあった。 たとえば、LPWAなどは業務系ではあまり出てこない。

第5章「デバイス

まさにIoTという感じ。知らない情報が多く、一番ググった章。 ソレノイドは図を見てもイメージがつかなかったので、動画を探して動いているのを見たりした。

第6章「プラットフォーム」

クラウドを中心としたプラットフォームの話題。 初歩的な内容。苦労はしない。

第7章「データ分析」

大きくはDBとAI(機械学習ディープラーニング)のふたつ。 いずれも初歩的な内容。苦労はしない。

第8章「セキュリティー

セキュリティ系の経験があれば新しいキーワードは少ないが、IoTに絡めて説明されている部分は新しい視点だと感じる。 業務で扱っていないと忘れがちな部分なので、思い出しながらひととおり見ておけばよいだろう。

受験体験記:アジャイルソフトウエア開発技術者検定試験Lv.1

試験概要

sik-bug.hatenablog.com

試験対策

  • 試験対策には(公式テキスト)https://www.amazon.co.jp/dp/4865940871のみ使用。
  • 日本人向けに書かれているなという印象。あいまいな抽象表現をわかりやすくした感じ。
  • よく整理されているなと感じたので、検定目的外でも教材としていいかもしれない。
  • 但し、アジャイルサムライ等を読んで、マインドをなんとなくでも掴んでからの方がいい。

※ 以前にアジャイルサムライ等の書籍は読んだことがあったので、そもそもどんなものだかは概ねわかっていた。(実務経験はないが)

受験結果

合格

所感

  • テキストの内容だけで合格は十分に可能。
  • 但し、知識が定着していないと「あれ、なんだっけ?」という問題がちょこちょこ出るので、少々細かいところまで覚えておく必要がある。
  • 合格ボーダーが 80/100 と高めに設定されており、あいまいな記憶だと落ちる可能性は十分にある。
  • 「中身は比較的簡単だけど、高得点を求められるので難しい」という微妙な試験。(ある意味うまく作られている)
  • これからアジャイル開発をやる、とか、アジャイル開発関連を企画・計画を立てなければならない、といったような「これからアウトプットするぞ」という場面において、事前に知識を身に着けるておくという意味で有用。