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情報処理技術者試験 エンベデッドシステムスペシャリスト 試験概要・対策検討

試験概要

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IPA 独立行政法人 情報処理推進機構:試験制度:試験区分一覧

  • エンベデッドシステムスペシャリスト試験は、情報処理技術者試験に9つある高度試験のうちのひとつ。
  • 「IoT時代に欠かせない組込みシステムの腕利きエンジニア」というキャプションが付けられている。
  • DX関連で流行りのIoTを持ち出すことで試験の価値を高めようとしているようだが、高度試験の中では不人気の部類に入る。
    • ちなみに不人気御三家は、エンベデッド、ITサービスマネージャ、システム監査で、いずれも応募者数は5千人台。(IPA統計資料参照)
    • ITストラテジストは8千人台だが難易度が高いので理解できる部分もある。それ以外は万単位である。
  • 合格率は16-17%程度で、他の高度試験よりは若干高い傾向にある。(それでも狭き門であることには変わりない)

試験内容

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  • 試験時間は他の高度試験と同じ。
  • 午後Ⅱは記述式。(数千文字を書く論述式ではない)
  • 午後試験は相変わらずの長丁場になるため、午前Ⅰ免除で試験にのぞみたいところ。

試験対策

テキスト

www.shoeisha.co.jp

  • 鉄板の情報処理教科書でOK。
  • この書籍は情報が多すぎる傾向にあるので、全てを覚えきることを目標とするのではなく、過去問と組み合わせながら必要な知識を付けていくような使い方の方がよい。(もちろん覚えられるならばそれに越したことはない)

午前Ⅰ・Ⅱ

  • 午前問題はやることはほぼ同じ。過去問で問題を解きながら、知らない知識を補完していくこと。
  • あまり慣れていない場合や情報処理試験でブランクがある場合は、書籍で知識をひととおり整理してから、改めて過去問に取り組めばよい。
  • 過去5~6回分で安定的に得点できるようになれば通過は固い。

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午後Ⅰ

  • 過去問を使って出題内容に慣れること。
  • 午前Ⅱまでを乗り越えられる実力があれば、午後問題で新しい知識が求められることはあまりないように感じる。
  • となるとスピード勝負だけになるので、出題形式に慣れてきたら時間を計りながら本番さながらに解いてみるとよい。
  • 最低でも過去5年分はこなしておきたい。
  • 問題選択について、情報処理試験ではクセのある問題が後半に来る傾向があるが、この区分ではソフトウェア系が設問1・2、ハードウェア系が設問3になっていることが多い。ハードウェア系が苦手であれば、頭から順番に解いていけばよい。
  • 回答のポイントは、出題に対してロジカルに考えて答えを導き出すこと。練習の段階で「なぜその答えになるのか」というプロセスと、「問題に対する回答になっているか(聞かれていることに素直に答えられているか)」をチェックする練習をしておいた方がよい。
  • 数値などでの完答を求められる問題は難しいことが多い(やや複雑な整理が必要になる)ので、後回しにした方がよいかもしれない。(時間をじっくりかけたほうが解ける可能性が高い)

午後Ⅱ

  • 過去問を使って出題内容に慣れること。特に午後Ⅱは出題の「規模」が大きくなる(問題文が長い)ので、集中力を切らさずに全問乗り切るための「慣れ」が必要。
  • また、問題文が長いので、どこがポイントになるのか(なりそうなのか)を後から見てすぐわかるように自分なりの書き込み方をあらかじめ決めておいた方がよい。(○、下線、表整理など)
  • 設問1がハードウェア系、設問2がソフトウェア系になっていることが多い。ハードウェア系が苦手であれば、設問2の一択になるだろう。
  • 回答のポイントは午後Ⅰとほぼ同じ。ここまで来ると新しい知識を求められることはあまりないため、基本的にはロジカルかつスピーディに答えを導き出すしかない。