試験概要
試験対策
- (公式テキスト)https://www.amazon.co.jp/dp/4822259471と(公式問題集)https://www.amazon.co.jp/dp/4822256154のみ使用。
- あわせて(スキルマップ)http://www.iotcert.org/iot%E6%A4%9C%E5%AE%9A%E3%83%AC%E3%83%98%E3%82%99%E3%83%AB%EF%BC%91%E8%A9%A6%E9%A8%93%E3%82%B9%E3%82%AD%E3%83%AB%E3%83%9E%E3%83%83%E3%83%95%E3%82%9Aver1-0/をチェック。
受験結果
合格
所感
- テキストはAmazonレビューに指摘のあるとおり、複数の著者が分担して作成しているので、説明が重複しているところがある。また構成上、キーワードがすべて並列で掲載されているため、知識整理がしづらい。知識の階層は読み手が意識して整理しなければならない。
- 問題集は知識チェックに役立つが、確認できる知識は限定的なのでテキストはしっかり読んでおいた方がいい。また、問題集の解説にはテキストに出てきていない知識が入っているので、注意してみておいた方がよい。
- スキルマップは、キーワードが重複して掲載されていたり、誤字らしきものがあった(と記憶している)ので、結構いい加減。
- キーワード重複については、別のカテゴリに同じ項目があるなら意図的かもしれないが、同じカテゴリに2回出てきていたするので、そもそもチェックがされていないようだ。
- 但し、スキルマップに掲載されているのに公式書籍にないものがあるため、スキルマップは一度確認しておいた方がよい。
- 合格ラインは 60/100 であり、キーワード型の試験のため、厳密にすべてを記憶をしていなくても十分に合格圏内に到達できる。(厳密な記憶を要する類のものもあるが、あまり多くない)
- 情報処理試験などの知識があれば苦労せずにクリアできる試験だと思う。一方で話題が多岐にわたる上、IoTならではの知識も要求されるので、知識があまりない状態でトライするには、なかなか苦労しそう。
- 教科書は知識ベースとしては使えるが、詳細な説明はあまりないので、知らない部分はググりながら勉強しないといけないだろう。
教科書の章立てごとの振り返り
第1章「戦略とマネジメント」
マネジメント系の試験、マーケティング系の試験をクリアした経験があれば、苦労しない。 非常に初歩的な内容。
第2章「産業システム」
IoTならではの情報が多いが、製造系の業種ならば馴染のあるキーワードが多いと感じるかもしれない。 全体として分量があるわけでもないので、難しいものではない。
第3章「法律」
2章と同じ印象。
第4章「ネットワーク」
業務系情報システムのネットワークとはスコープが少々異なっているので、新しい情報がそこそこあった。 たとえば、LPWAなどは業務系ではあまり出てこない。
第5章「デバイス」
まさにIoTという感じ。知らない情報が多く、一番ググった章。 ソレノイドは図を見てもイメージがつかなかったので、動画を探して動いているのを見たりした。
第6章「プラットフォーム」
クラウドを中心としたプラットフォームの話題。 初歩的な内容。苦労はしない。
第7章「データ分析」
大きくはDBとAI(機械学習、ディープラーニング)のふたつ。 いずれも初歩的な内容。苦労はしない。
第8章「セキュリティー」
セキュリティ系の経験があれば新しいキーワードは少ないが、IoTに絡めて説明されている部分は新しい視点だと感じる。 業務で扱っていないと忘れがちな部分なので、思い出しながらひととおり見ておけばよいだろう。