Q-sphere について
概要
- IBM Quantum Experience で表示できる可視化ツール。
- ブロッホ球とは別物である点には注意。
- 最大で5量子ビットまでの表示に対応できる。
- 量子ビットの状態は、ノードとして球体上にプロットされる。
- 球体の上の頂点が全て0の基底状態、下の頂点がすべて1の状態となる。
- 0の数(または1の数)が一致するノードは、すべて同じ緯度上に表示される。
- ノードの位相は色で表現される。
- 参考
例1
2量子ビットのベル状態を作ります。
Circuit(回路)、Statevector(状態ベクトル)、Q-sphereをそれぞれ確認します。
Circuit
Statevector
Q-sphere
例2
5量子ビットに対し、適当にアダマールゲート(H)、CNOTゲート(+)を配置してみました。 ※ さらにTゲートやZゲートを配置すると、位相の変化を色で確認できます。