光量子コンピュータについて
- 量子コンピュータのハードウェアには、方式がいくつかあります。
- たとえば、「IBM Q」は超電導型、「Ion Q」はイオントラップ型などです。
- 他の方式のひとつに光型があります。光子を使うため、光量子コンピュータともいわれています。
Qubit と Qumode
- 超電導型は「Qubit(量子ビット)」がその理論で扱うビットの単位になります。
- 一方、光量子コンピュータでは「Qumode(量子モード)」が単位となります。
- 単位の違いは理論的背景の違いでもあります。
理論の違い
光量子コンピュータへの期待
- 超電導型は極低温下での物理現象を応用して計算を行っていきます。
- 一方、光型は常温稼働で冷却機器が不要になるため、さまざまな場面での活用がしやすくなるかもしれません。
- また、光を扱うことからネットワーク分野(光通信)との親和性が高く、応用が期待されています。
量子プログラミング
- 量子プログラミングのライブラリもそれぞれあります。
- 超電導型では「Qiskit」がそのひとつです。
- 光型は Pennylane の「Strawberry Fields」が該当します。
- 他には、Blueqat(旧MDR)の「Photonqat」があります。