ビジネス会計検定試験 3級【試験対策/試験内容マッピング】 - ITとかCockatielとか
概要
資産の金額について
事業用資産
- 本来の事業のために利用される資産が該当。
- 取得原価で評価する。
- 客観的で信頼性は高いが、時間の経過とともに実態とかけ離れる場合がある。
金融資産
- 時価で評価する。
- 最新の価格を反映できるが、客観性に欠ける。
- 未実現の評価益が計上される点がデメリット。
有価証券資産の分類
資産分類 | 項目 |
---|---|
流動資産 | ・売買目的有価証券 |
固定資産 | ・満期保有目的の債権 ・子会社株式及び関連会社株式 ・その他有価証券 |
✅売買目的は流動、それ以外は固定。
✅子会社等の株式は純資産に入れたくなるが、そうでないので注意。
流動資産
- 流動/固定の分類基準はリンク先参照
貸倒引当金について
固定資産
①有形固定資産
- 物理的な形態を持っている固定資産。
減価償却
- 資産価値は、時間の経過とともに下落するため減価償却を行う。
- 但し、土地、建設仮勘定(建設中のもの) は対象外。
- 減価償却には4つの方法がある。(定額法、定率法、級数法、生産高比例法)
- ex.定額法の場合
定額法による減価償却費=(取得原価-残存価額)/耐用年数 - 有形固定資産の取得原価には、不随費用(手数料など)を加算する。
②無形固定資産
- 物理的な形態をもたないもの。
減価償却
- 無形固定資産の取得原価からは、費用を直接控除する。
③投資その他の資産
- 他社を支配したり、取引関係を維持する等を目的としたもの。
繰延資産
- 本来は費用とすべきもののうち、その効果が将来にわたり発現することから一時的な資産として認められるもの。
- 効果が及ぶ期間にわたり、費用として配分する。
- 換金価値を持たないという特性から、流動資産・固定資産とは区別して表記する。