ニューノーマル
言葉の濫用?
コロナ禍により「ニューノーマル」という言葉をよく目にするようになった。
ITでのバズワードもそうだが、概念の共有が不十分なまま流行り言葉となり、会話が通じないという場面がどうしても出てくる。濫用というといいすぎかもしれないが、こうした場面では早期の概念理解が大切であり、また使う場面においては「相手の知識が十分ではないかもしれない」という配慮が欠かせない。
つまり、めんどくさい。
と言っても仕方ないので、今後も正しく理解する努力をしていきたい。
ニューノーマルとは
- ニュー・ノーマル - Wikipedia
- ビジネスや経済学の分野で使われる表現。
- かつては世界金融危機(2007~2008年)や、大景気後退(2008~2012年)の後における金融上の状態を意味した。
- 現在では「異常とされていた事態が、ありふれたものとなっていること」を意味する。
日本において
- 訳は一意になっておらず、「新たな常態・常識」、「新常態」、「新しい正常」などがある。
- コロナ禍においては「新しい日常」とされることが多い。
コロナ後のニューノーマル
新たな日常に向けさまざまな観点での施策があると考えられる。
例えば以下のような事項が取り上げられている。
- 日常の衛生観念の変化
- 旅行者や旅行サービス従事者の衛生対策や日々の健康管理とその開示
- キャパシティの制限(制限を設ける、制限を拡大する)
- デジタル分野への投資拡大
- タッチレス・ソリューションの普及
- テレワーク(リモートワーク)の拡大
- 学童のオンライン授業の普及