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太陽の塔と岡本太郎と赤緑系色弱者

太陽の塔を見に来ました。

今、この後姿を見ながら書いています。

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太陽の塔

先ほど、塔の内部を見てきました。
ブラキオサウルスの展示は12mもあるので、50年前から動かせていないそうです。
また、ゴリラについてはあえて当時のまま残しているそうで、内部の機械がむき出し(当時は機械仕掛けで動いた)で、足の部分が崩れていました。 とても刺激的なものであり、歴史を感じました。

私は岡本太郎さんの作品が好きです。

塔を眺めながら「何が好きなのか」と考えたところ、デフォルメされたシンプルな図柄と独特な色使いだと思いました。

私は色弱のため、繊細な色使いというのがよくわかりません。
特に自然描写にはあまり反応できません。理由は赤緑系色弱のためです。(でも、海の風景(青系)はわかりやすくて好きです)

そこでふと思ったのが、「もしかして岡本太郎さんも色弱だったのでは?」ということです。

彼の作品は色のコントラストが私にとってわかりやすく、私には素直に響くように感じたからです。

で、さっそくググってみたところ、こんな記事がありました。

https://ameblo.jp/kukan-ud/entry-10237961800.html

その方はP型色覚(赤を感じるL錐体が無いか分光感度が ずれている)なのですが、画家ゴッホの手記(?)を読むと、 とても良く理解できて共感できるのだそうです。

ゴッホは私と同じ見え方に間違いない」と言います。

ゴッホの絵は独特の色使いが特徴ですが、この方が見ると とても自然な色使いなのだそうです。

それが本当だとすれば、少数派である自身の色覚の捉え方が 多くの方の心を動かすことになった訳で、個性を最高に 活かした生き方をしていたのですね。

この方いわく 幻想的な色使いが特徴の「シャガールも怪しい」、 "芸術は爆発だ"の「岡本太郎もたぶんそう」 だとのこと。

岡本太郎の使う赤は、少しオレンジがかった「朱赤」で 見分けがしやすい赤になっているそうで、 岡本太郎の作品もとても自然な色使いに見えるそうです。

これを読んで、私の中の疑惑は確信に変わりました。

私も赤が弱いため、相対的に近い色である緑系が判断しづらいという赤緑系色弱に該当します。
このタイプの人が使える色覚補正メガネは、赤がピンク色っぽくなるようなフィルターになっています。
これによって、赤と緑を区別しやすくしています。

私はこれを試したことがあるのですが、実際に判別しやすくなりました。

さて、岡本氏の話に戻ると、上記にあるように、赤をオレンジがかった朱赤にして赤を判別しやすくしているというアプローチは、まさに赤緑系色弱者向けの色使いです。

彼が私と同じような色覚だったとするならば、彼の作品が私に響くのは必然なのかもしれません。

一方で、正常な色覚を持った方は、このような感覚で他の芸術作品に触れられているということであれば、それはすごくうらやましいことでもあります。
それは言っても仕方ないことですが。

次はゴッホの作品に目を向けてみようかな、なんて思ってます。

さて、帰るか。